本日は、Mac にインストールした Sticky Password の全般設定について解説します。

全般設定にアクセスするには、Sticky Password にログインする必要があります。 アプリケーションバーの Sticky Password をクリックして、[全般設定...] を選択します。

Sticky Password 全般設定ダイアログが表示されます。 ダイアログにあるタブを一つ一つ見ていきましょう:

アカウントタブ:

アカウントタブの一番最初には、アカウント名 (旧 StickyID であるメールアドレス)、ライセンスタイプ、有効期限が表示されています。

代替メールアドレス:ワンタイム PIN 番号含む Sticky Password アカウント関係すべてのコミュニケーションを StickyID に設定したメールアドレスとは別のメールアドレスに送信したい場合は、そのメールアドレスをここに入力してください。 ここにそのメールアドレスを入力すると、すべての情報およびコミュニケーションは代替メールアドレスとしたメールアドレスへ送信され、StickyID にしたメールアドレスへは一切メールが送信されなくなります。

[保存されたデータをすべて削除] をクリックすると、全データ (パスワード、個人情報、ブックマーク、セキュアメモ) がお使いの Mac からすべて削除されます。

同期タブ:

クラウド同期の間隔:このオプションでは、Sticky Password データベースがクラウド上の暗号化されたデータベースと同期する頻度を間隔で設定できます。 このオプションは、クラウド同期オプションが選択されている時だけ適用されます。

同期:ここでは、同期のタイプを設定します。 複数のデバイス間で同期を実行するには、安全な [クラウド]、または [ローカル (Wi-Fi 経由)] のいづれかを選択します。

[クラウド] を選択すると、暗号化されたデータベースを、持っているすべてのデバイス間で安全かつスムーズに同期して、さらに Sticky Password の安全なクラウドサーバ経由でバックアップも可能です。 Sticky Password は暗号化されたあなたのデータを、常に同期してバックアップしています。 データにアクセスできるのはいつでもあなただけで、データはあなたが持っているデバイスからしかアクセスすることはできないのです。

[ローカル (Wi-Fi 経由)] を選択すると、デバイス間のデータベースをローカルネットワークまたは Wi-Fi を使用して同期することができます。 同期は、お使いの Wi-Fi 上でおこなわれ、暗号化されたデータベースはクラウドを経由するようなことはありません。 Wi-Fi 経由で同期する時には、同期したい承認済みのデバイスを選択するよう Sticky Password がきいてきます。

[非同期] を選択すると、暗号化されたデータベースはデバイスから放れることはありません。

ブラウザータブ:

ここでは、ブラウザにオートフィルプラグインをインストールすることができます。 オートフィルプラグインに関する詳細は、チュートリアルの Google Chrome および Safari でご参照ください。

セキュリティ:

自動ロック:ここでは、自動ロック機能を設定できます。 パソコンを設定した時間まで操作しなかった場合、Sticky Password が自動でロックされます。

[マスターパスワードを変更] をクリックすると、マスターパスワードを変更することができます。 しかし、次回別のデバイスで Sticky Password にアクセスする時には、古いパスワードを使用します。 ログイン後、クラウドにあるデータベースとローカルデータベースを初めて同期する時に、Sticky Password が新しいマスターパスワードを入力するよう求めます。入力後は、新しいマスターパスワードを使用することができます。

次の時間が経過後、クリップボードからパスワードを削除:このオプションでは、Sticky Password がコピーしたパスワードすべてをクリップボードから自動で削除するまでに経過する時間を設定します。

これで、Mac の Sticky Password をいつでも思い通りに設定できますね。最後までお読みいただきましてありがとうございました。